おやすみなさい・・・のその前に・・・ |
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| おやすみなさい・・・を言う前に、今夜はこの詩を読んでから・・・。 管理人の大好きな詩のひとつ。 欲が深~ぃ管理人。 なかなか、この詩のようには生きられません。 だからこそ、なおさら好きな詩なのかもしれません。
『のに』
あんなに世話を してやったのに ろくなあいさつもない
あんなに親切に してあげたのに あんなに一所懸命 つくしたのに のに・・・・・・ のに・・・・・・ のに・・・・・・
《のに》 が出たときはぐち こっちに 《のに》 がつくと むこうは 「恩に着せやがって---」 と 思う
庭の水仙が咲き始めました 水仙は人に見せようと思って 咲くわけじゃないんだなぁ ただ咲くだけ ただひたすら・・・・・・
人が見ようが見まいが そんなことおかまいなし ただ いのちいっぱいに 自分の花を咲かすだけ 自分の花を---
花は ただ咲くんです それをとやかく言うのは人間 ただ ただ ただ--- それで全部 それでおしまい それっきり
人間のように 《のに》 なんてぐちは ひとつも 言わない だから 純粋で 美しいんです。
(相田みつを著 「にんげんだもの」より)
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6月27日(火)23:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | ひとりごと | 管理
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